今回は、センタイ(仟岱|chain tail)の中でも、電動車いす用ブレーキをご紹介いたします。
一般的な手動開放レバー付きブレーキとは異なり、開放レバーには自己保持機能を搭載しています。
また、左右反転タイプの形状もご用意しています。
センタイは、台湾最大手の電磁クラッチブレーキの総合メーカで、非常に幅広いラインナップを取り揃えています。
パウダーブレーキをはじめ、ヒステリシスブレーキ、パーマネントブレーキ等、ほぼすべての種類にブレーキをラインナップしています。
センタイのブレーキは、日本国内メーカに比べて低価格のため、様々なメーカに導入・検討いただいています。
非常に安価なブレーキとであるということはもちろんですが、センタイが特に力を入れているのは、無励磁作動型ブレーキで、
シニアカーや、電動車椅子、ゴルフカート、AGV(無人搬送機)に特化したブレーキをラインナップしています。
今回ご紹介する電動車いす用ブレーキは、ブレーキの手動開放レバーを備えているタイプです。
通常、無励磁ブレーキは、基本的に電源を入れないとブレーキは開放されません。
しかし、緊急時に手動で開放しなければいけない時もあります。
こういった用途に、センタイの手動開放レバー付きの電動車いす用ブレーキが最適です。
手動開放レバーという機能は、多くのブレーキメーカもラインナップしていますが、 通常の手動開放レバーの構造は、レバーが外側に付いており、スラスト方向にレバーを傾けてブレーキを開放する機構が一般的です。
無励磁ブレーキの手動開放レバーは、大変操作しやすいのですが、手で押さえていないと開放状態が保持できません。 つまり、レバーを抑えている時だけ、開放状態を維持するというものです。
電動車いす用ブレーキ ALYシリーズ
ALSに手動解放レバーをセットした製品です。解放レバーは回転方向に動き解放時にロックする構造になっています。
センタイの電動車いす用ブレーキは一般的な手動開放レバーとは少し異なり、回転方向にレバーを倒すと開放する構造になっています。 これがセンタイの電動車いす用ブレーキの最大の特長です。
しかも自己保持機能がついているので、一度レバーをロックすると、そのまま開放状態を保持することができます。
また、センタイのブレーキは、右回転で開放するタイプ・左回転で回転するタイプを同じサイズでラインナップしています。
電動車いすの構造として、両側の車輪にモータとブレーキがそれぞれ設置されるのが一般的です。 車いすを後ろから押したり、ブレーキを開放する場合は、後ろから前に倒す形になります。
この場合、ブレーキとしては、左右逆にレバーを傾ける必要があります。 センタイのブレーキは、同じサイズで、レバーの傾きが左右両方あるため、電動車いす用ブレーキとして最適です。
日本メーカには、回転方向の開放ブレーキタイプはラインナップが少ないです。
特注品となることが多く、高コストになることが多いです。
センタイなら、低コスト・高品質の電動車いす用ブレーキをご提供できます。
3,000回を保証していますが、カスタマイズ仕様として、高耐久タイプも検討させていただきます。
また、レバー形状の変更等も臨機応変に対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
電動車いす用に特化したセンタイのブレーキは、日本および、アメリカのシニアカー、農業用搬送機、モータメーカに採用されています。 また、
様々な業界から引き合いをいただいています。
操作性も高く、低コスト・高品質のセンタイの電動車いす用ブレーキを是非一度検討ください。
最適なブレーキをご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。